挨拶

小西 哲之 ユニット長 H23-H24

平成23年度より、「生存基盤科学研究ユニット」は新しい体制で、これまでよりも強力に学際研究「サステイナビリティ学」を推進します。設立当初5部局であったものが7部局に増え、部局間、分野間で、専門の枠を超えた様々な新しいタイプの研究が実施され、興味深い結果が次々に生まれています。また、この7部局に限らず、学内、学外の研究者、国内様々な地域の研究機関や企業、自治体、さらには外国の研究者との交流、協力も広がっています。参加者には若い研究者も多く、ここからまたいろいろな分野に新しい方法論の研究スタイルとともに飛び立っています。7部局を中心とした、自由な研究プロジェクトの企画提案母体、というのがこれからのユニットに加わった新しい機能であり、その機動性、社会のニーズへの即応性は、貴重な利点でしょう。部局間の既存の蓄積や体制や拠点の相互利用、なども有効だと思います。これからも、様々な研究者のご参加、ご支援をお願いしますとともに、より斬新な研究提案を頂き、新しい企画を加えて活動を充実させていきたいと思います。

パンフレット「生存基盤科学研究ユニット」より